適応障害とはどんな病気?
これは心の病気なので風邪のように感染したら症状が発症する!とかいうわかりやすいものではありません。
私は会社に行こうとすると
- 涙が出る
- 過呼吸になる
- 食欲がなくなり朝ごはんが食べられない
- ドキドキして眠れない
- 大好きな化粧ができない
会社では
- 息のしづらさ
- 動機
- 食欲が減る
- 過呼吸
- 涙が出る
- 腹痛
- 頭痛
という症状が出ました。
心療内科に行く前は自分に病名がつくとは思っていませんでした。
これは、自分の甘ったれた性格のせいだと考えており、症状が出る度にトイレにこもることで周りに迷惑をかけているのではないかとさらに苦しくなる悪循環。
追い詰められ、思いつめた私は自部署の部長に退職を申し出ました。(当時の頭のは「仕事又は死」という感じだった。)
そこで部長が、病院の受診と休職を提案してくださり、適応障害の診断を受けて2カ月間休職しました。
治療法(薬の話)
恐らく診断を受けると薬を出していただけるのですが、私はこの薬にとにかく抵抗がありました。(個人的な事情です。)
出された薬は3種類
- 不安時に飲む「アルプラゾラム」
- 毎食後に飲む「ワイパックス」
- 夕食後に飲む「パロキセチン」
しかし、休職期間の2カ月間は一切飲みませんでした。(皆さんは飲んだほうがいいと思います。)
復職してから、動機を感じたり過呼吸が出そうになる時にだけ「アルプラゾラム」を飲むようにしていましたが、この薬飲むとすごいふわふわする!
成分的な詳しいことは言えないので、私の主観で非常に個人差ありまくりだと思いますが
激しい眠気に襲われ、首を振るとぶるんっ!と脳内が揺れる感じでした。
しばらく使うと慣れて今では何ともないですが、やはりふわふわ感はあります。
この「アルプラゾラム」、私は先生に一日3回までと言われていました。
徐々に使用頻度が増えたので先生にこれまでの薬を飲んでいたことを素直に話して、どのように飲んでいけばいいかを教わりました。(ちょっと怒られました。)
その後、毎食後に飲み始めた「ワイパックス」ですが、2日程飲むと目が回り嘔吐するを繰り返しました。
先生にきいたところ、「ワイパックス」にそのような副作用は無いようなのですが、私はとにかくしんどかったです。
夕食後に飲む「パロキセチン」は吐き気の副作用があると聞いていましたが、私は気になりませんでした。
私が個人的に感じた、科学的根拠のない副作用まとめ
- 「アルプラゾラム」 →眠気、強いふわふわ感
- 「ワイパックス」 →眠気、目が回る、吐き気
- 「パロキセチン」 →眠気
治療しながら通勤の現在
私は家の近くの心療内科に2週間に1回くらいのペースで通院しています。
そして職場の人に多大な迷惑をかけながら周5で出勤しております。
本当になんの前触れもなく急に涙が出たり、過呼吸が出たりするので、その度に休憩室で休みを頂き、中には付き添って私の背中をさすってくださる先輩もいらっしゃいます。
「仕事が進んでおらず、すみません。」と上司に言うと「そんなの後でいくらでも取り返してもらうから暖かい所で休みなさい。」と優しい言葉をくださります。
とても暖かい職場に恵まれており、本当に何が原因でこのような症状が出ているのかわかりません。
このことからわかるように適応障害は、自分で理解できる原因がなくてもなってしまうことがあるし、自分でコントロールができません。
しかし、私の場合は職場に行って発作(泣く、過呼吸、動悸)が出ても周りの方が優しく助けてくださることや、薬を飲んでいる安心感で少しずつ発作の回数が減っています。
病院の先生に言われたのですが、適応障害になる方はとてもまじめなんだそうです。
自分が適応障害と診断された方はまず、甘えているのではないかということより、まじめすぎて頑張りすぎてないかを疑ってください。これは、甘えではなくきちんとした病気です。
また、周りに適応障害の方がいる場合は暖かく見守ってほしいです。
私の場合ですが、「大丈夫?」と声をかけていただいたことはとても嬉しくて全部覚えていてすごく力になります。
あまりに深く詮索されてしまうとしんどくなるので「大丈夫?心配してるよ。」という意思を伝えるだけ、という距離感が非常にありがたいです。
とても長く、日記のようになってしまいましたが、適応障害の方もそうでない方も一緒に頑張りましょう!
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