前回の記事に引き続き、アナログゲームの祭典『ゲームマーケット秋2020』の出展作品の中からおsalが特に注目している作品10選をご紹介します。
本日は、2日目の2020年11月15日に出展される作品の中からご紹介します。
ネッシーを目撃するゲームに
ゲームとゲームの間で遊ぶゲームに
告白しちゃうゲームまで!
今回もワクワクが止まらないゲームばかりですので、ぜひ最後まで読んでいってください。
2人から遊べるゲーム
30分以内で遊べるゲーム
まけるな!あいてぃーえんじにあ(¥2,500)
プレイヤーは「リーダー」と「メンバー」を「案件」に割り当てます。
ターン毎に案件の進捗が進んでいき、納期までに達成すると評価点をゲットできます。
納期までに達成できないとリーダーがピンチ状態になります。ピンチ状態でさらに達成できなかった場合は負けになります。評価点を10点集めた人が勝ちになります。
公式より
毎ターンイベントが発生して全員の進捗状態に影響が出たり、手札を使うことで他人の進捗を邪魔したりと色々なことが起きます。
現実の仕事でも様々なトラブルが出て進捗に影響が出ることがありますが、このゲームではそんなところまで再現しています。
ITエンジニアの業務がほんの少し覗ける「まけるな!あいてぃーえんじにあ」、ぜひプレイしてITエンジニアの苦悩を味わってみてはいかがでしょうか。
WINE RATING(ワインレーティング)新装版(¥2,900)
ワインを口に含んでひとこと。
「まるで5月の爽やかな風が吹き抜ける草原に妖精が舞い降りたような…」
グルメマンガなどで有名なちょっと大げさなコメント。ワインを飲んだことがある方なら、誰もが冗談で言ってみたことがあるのではないでしょうか?
公式より
ワインレーティングは、ワインの評論家となって、各国のワインに評価を付けると同時に、
ワイナリーに投資を行って市場の独占を目指します。
ワイン業界を代表するワイン品評家兼、ワイナリーの投資家となり、自分の気に入ったワインを評価しながら市場を独占し、世界一のワイン王を目指すゲームです。
ワイン好きの方はもちろん、ゲームをしながらワインを飲むなんていうオシャレな遊び方も楽しいのではないでしょうか。
ハナウタウン(¥1,500)
2222年(ふふふふ~んねん)。
ここは歌が力を持ちすぎたため、メロディに言葉をのせることが禁止された世界。
私たちが住んでいるのはハナウタしか歌えない街、そう『ハナウタウン』。
そこではお題をハナウタで表現する力と、その表現を読み取る力がなによりも尊ばれている。そして今日は、ハナウタの世界一「ハナウタマスター」を決める『世界ハナウタ選手権』の日だ!
公式より
「ハナウタウン」は回答者と歌い手に分かれて遊ぶお題当てゲームです。
歌い手は、ランダムに決まるお題の内容をハナウタで表現して、回答者に当ててもらいます。
鼻歌ってそうそう歌う機会がないので、最も力の差がつかないゲームなのではないかと思います。
それとも、歌が上手い人は鼻歌までうまいのでしょうか。
ぜひこのゲームをプレイして検証してみてください。
30分以上遊べるゲーム
ネッシーの正体 2nd Edition(¥2,700)
ネッシーの正体は、誰もが知っている“あれ”だった…。あなたは、たった一人の目撃者。スクープを狙う記者たちの気を引きながら、その正体を謎に導くことをもくろみます。その作戦とは、巧妙な目撃証言を記者たちに提供し続け、「ネッシースクープ会議」で間違った正体を信じこませること…。 正体は突き止められるのか?永遠の謎に包まれるのか?目撃者の証言と記者たちの解答、そして船の動きを巡って、推理とブラフが交錯する楽しいゲームです。
公式より
都市伝説はこうやってできていくのかと思わせるようなゲームですね。
アナログゲームは、リアルで集まって遊ぶものがほとんでですが、「ネッシーの正体」は1つあればリモートで皆でわいわい遊べるのが嬉しいですね。
3人から遊べるゲーム
30分以内で遊べるゲーム
なんだって授賞式(¥4,000)
ゲームの合間が授賞式になるゲーム。それが『なんだって授賞式』。「この人アタマいいな~」「この人面白いな~」。その気持ちを投票しよう!ゲームをするたび に48種類の個性的な賞が自分の受賞ボードに増えていきます。いつものゲームをもっと楽しく、授賞式をしよう!!
公式より
「なんだって授賞式」は世にも珍しい『ゲームとゲームの間に遊ぶゲーム』です。
遊び方は、何かのゲームが終わった後に、アワードチップという賞が書かれたチップを並べ、
直前に選んだゲームの事を思い出しながら、賞にふさわしい人に投票し、授賞式を行うというものです。
賞は48種類もある中から、毎回ランダムに6つ選びます。
ランダムなので、受賞しようと予想して行動できないところが面白いです。
このゲームを挟むと普段のゲームがぐっと特別なものになりますね。
さらに、勝ち負けだけではなく、受賞した賞の数で競うのも面白そうです。
#3言葉(¥2,500)
ようこそ”piggle”へ!
公式より
ここは、限られた数の言葉だけで気楽なやり取りを楽しむためのSNS。
「におわせ」の作法で想いを伝えて、ピグフレンズとの絆を深めませんか?
「#3言葉」はお題の答えをギリギリわかりそうな3つの言葉のヒントで伝え、正解を当ててもらうゲームです。
こちらのゲームはオンラインでも遊べるので、なかなか会えない友達とも一緒に楽しむことができます。
30分以上遊べるゲーム
どっちぼーい(¥3,000)
『どっちぼーい』は親プレイヤーが「YES」「NO」で答えられる質問にどちらを選ぶか予想する“賭けゲーム”です!!トモダチだったら当たるハズ?!はじめましてなら一気に仲良くなれちゃうかも?!トモダチを知りつくしたとき、君はこう呼ばれるだろう・・ 君a.k.aどっちぼーい!!!!!!
公式より
友達のことなら何でも知っているよ!という方にぜひ試していただきたいこのゲーム。
逆に、仲良くなり始めたばかりの相手とより仲良くなるきっかけをつくることもできるのではないかと思います。
好きな人と遊んで、好みを聞き出すなんていう可愛い遊び方もアリなのではないでしょうか。
フィアスコ(¥2,500)
君と大惨事を作るRPG。
このゲームにはゲームマスターが存在していません。参加者全員が常に何らかの形で演出に関わるようになっていて、それは他人のキャラクターの演出にも及びます。みんなで話しあい、質問しあい、物語を一緒に紡いでいく、そこに面白みがあると思います。
じゃあシナリオはどうなるのか。だれが用意するのでしょうか。
誰も用意しません。そのシナリオの代わりに、このゲームでは初期設定&トラブル構築キットというべき【プレイセット】が存在します。ジャンルは様々。ファンタジーあり、現代劇あり、ホラーでもSFでもヒーロー物でもなんでもりで、共通するのはどれもがみんな問題をはらんでいるということです。この【プレイセット】からその日遊びたいものを選んでしまえば、30分もかからずに各キャラクター間の人間関係、野望の動機、重要な場所や物品がある程度ランダムに決定されます。そうしてそれらを元にキャラクターの設定を考え出したら、ゲームの序盤は終了です。そのあとは作られた動機の赴くまま、人間関係がはらんだ問題が導くままにゲームを遊べば、おのずと様々なものが破滅へと向うことでしょう。そして中盤に【転落】と呼ばれるイベントが訪れ、これが急展開として大きく物語を揺さぶり、中だるみを防ぎつつ新たな語りをうながし更なる崩壊へと繋がります。こうした自分や他人のキャラクターの崩壊を、みんなが楽しめるように演出し、即興で悲劇や喜劇を紡ぎ出し、そうしてみんな身を持ち崩す、それが『フィアスコ』というゲームです。
公式より
ゲームマスターのいらないTRPGですね。
事前準備もいらないみたいなので手軽に遊べるのはとても魅力的です。
さらにジャンルも、ファンタジーから、現代劇、ホラーにSF、ヒーロー物まで本当に何でもあり!
集まってから、わいわいとジャンル決めができるので始まる前から盛り上がりそうですね。
4人以上から遊べるゲーム
30分以内で遊べるゲーム
赤い糸大作戦(¥3,500)
『赤い糸大作戦』は、ミニチュア封筒のお手紙を、各自がいろんな人のポストに送ってやりとりする中で、「ラブレターを送り合っているはず」と両想いを信じた相手に勇気の告白をし、見事運命のチャレンジを成功させるか、おせっかいで2人を結びつけるかに挑戦するゲームです。
公式より
ゲームのルールは
1人ずつ代わりばんこに、手持ちの自分の色のお手紙のうち1枚を選んでは、他の人のポストに差すことで〈送る〉…をくり返していきます。もらった人も、送られたお手紙の内容を見てはいけません。
お手紙5枚の中には、想いを告げるラブレターが2枚だけ入っていて、「両想いになってもいい」意中の人にこっそり送ります。みんながお手紙をやりとりする中で、自分も、相手も、お互いにラブレターを送りあっているはずと感じた人には、勇気をふりしぼって告白しましょう。
もし、みごと両想いになれたのなら、今度はその2人で、さらなるラブラブチャレンジに挑戦し、全員の祝福を勝ち取れるかどうかに挑みます。
というものです。
タイトルに、パッケージ、ゲーム内容まで可愛すぎておsalは一目ぼれしてしまいました。
少し照れながらもわいわいできるゲームで、さらに戦略性もあり、かなり楽しめそうです。
ゲームに使う、「本当に手紙が入っている」精巧なミニチュア封筒や、差し込んだ封筒をほどよく噛んでホールドするポスト型コマも非常にリアルで可愛くて魅力的です。
アナログゲームを遊ぶときにあると便利なもの
ボードゲーム収納グッズ!「コバコバコ」(¥1,500)
こちらは、小箱ゲームを収納するための組み立て式の箱です。
ボードゲームって様々なサイズがあって、特に小さい物が本棚などに収まりが悪くて困っていました。
そんな悩みを解決できる「コバコバコ」。
ボードゲーム好きさんにぜひ1度手に取ってもらいたいアイテムです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
欲しいゲームがたくさんありすぎて目移りが止まりませんね。
中には、通信販売に対応しているゲームもありますので、ゲームマーケットで買えなかったからといって諦めないでくださいね。
それでは皆さん、良いアナログゲームライフを!
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